Discography
1st ALBUM
MODERN SYNTHESIS
01. MONOTONE
02. Glass Bird
03. Fin
04. Snow Slide
05. 1974LAB.
06. AnthRelax
07. PURPLE ROOM
08. Upside Down
09. Moon Note
10. B person
Novel Sounds / UNS-025
2011.04.13 / ¥2300
ベルトイアのデビュー・アルバムを聴いていると、まるで小春日和の木漏れ日の中でまどろんでいるような、そんな暖かくて優しい気持ちになる。LUSHのハーモニー、ペイル・セインツの安らぎ、そしてギャラクシー500のサイケデリア。これらのキーワードにピンと来た人は、ぜひ聴いてみて欲しい。きっとあなたのお気に入りの一枚になるはずだから。
-黒田隆憲(シューゲイザー・ディスク・ガイド監修)
Digital Single
Snow Slide / Under Water
01. Snow Slide
02. Under Water
Novel Sounds / UNS-033
2012.03.28 / ¥300
ロングセラー・デビューアルバム「MODERN SYNTHESIS」より人気曲「Snow Slide」と、1年ぶり待望の新曲「Under Water」をカップリングした配信限定ダブルA面シングル。
どのように演奏が変化しようとも、彼女の声さえあればBertoiaであり続けることができるという彼らの圧倒的な確信が この新曲の存在を可能にしていることは間違いない。
前作において完成された彼らの文体を継承しつつも、そこにいくつかのトライアルを重ね、新しい境地に一歩踏み出すことにこの新曲「Under Water」は 成功している。ここで花咲いたいくつかの要素が次のアルバムではどのように結実するのか、早くもまた「次」が楽しみでならない。
-八木 皓平(クッキーシ―ン/BLACK PAST/Knowledge Chair)
「え、これBertoiaの新曲?」プレイボタンを押して真っ先に頭に浮かんだのは、そんな嬉しい戸惑いの言葉だった。Bertoiaといえば、例えばLushやCocteau Twins、Pia Frausあたりを彷彿とさせるドリーミーかつセンチメンタルなサウンド。そんな印象の人はきっと多いだろう。しかし「真っ黒」と名付けられた、この新曲のヘヴィネスときたら。ゴリゴリと刻まれるベースに導かれ、まるで黒雲が立ち込めるかのように轟きわたるのは、引きずるようなドラムとざらついたギターの音。そんな「漆黒のサイケデリア」が空間を覆い尽くす中、一筋の光となって天から降り注ぐMai Tsuyutani (murmur) の歌声も、これまでのキュートな魅力に加えて「狂気」すら感じさせる。もはやポップスの定型からも大きく逸脱したアブストラクトな曲構成や、ミドルレンジに重きを置いた音像など、どこかMy Bloody Valentineの『m b v』を彷彿とさせるところも。この調子でいくと、次のアルバムはどんな内容になるのだろう。ファースト・アルバム『MODERN SYNTHESIS』から今年で10年。マイブラは22年かかったけど、そこまで待たなくても大丈夫だよね?
黒田隆憲(『SHOEGAZER DISC GUIDE』監修)
etc.
V.A.『胸キュン☆アルペジオ』
NBounDEE by SSNW / DQC-977 / 2012.11.07
"Color of sound"収録
V.A. The Sun Rises In the East
shiny happy records (Indonesia) 2012.07.09
"Glass Bird"収録
SDMD RECORD 2019.12.04
"Ghost World"収録